福祉施設の方々と年末12月30日から2泊3日で北陸に行ってまいりました。初日は羽田空港より飛行機で富山空港へ。富山空港からの観光は弊社グループ会社「冨士交通」のバスを利用して頂きました。（ 冨士交通は、『プロが選ぶ優良観光バス30選』本年も入選致しました。）

初日は、世界遺産『白川郷』へ。雪まじりの天気でしたが、合掌造りの建物、風景にお客様は喜んでいらっしゃいました。昼食も「お食事処 いろり」さんで郷土料理の“朴葉みそ”をご賞味！　合掌造りの建物で召し上がって頂いたので、尚良かったのでは…

その後、高速道路を利用し富山県高岡市へ。国宝“瑞龍寺”をご参拝。富山県唯一の国宝です。

その後、石川県に入り初日の宿泊は能登半島・和倉温泉「日本の宿 のと楽」。客室、大浴場からは七尾湾が眺望でき、また食事も日本海の新鮮な幸を堪能できます。北陸地方に言えることですが、仲居さんの対応は宜しいかと思います。お客様は朝早い出発にも関わらず、宴会で盛り上がってましたよ！

大晦日である31日、旅行2日目は天気予報に反し、晴れ間も見える天候。今回3日間雪や雨予報だったのに… お客様の日頃の行いが宜しいのか、添乗員が晴れ男なのか……（笑）

2日目の観光1発目は石川県の観光スポットの一つ、『千里浜なぎさドライブウェイ』。日本で唯一砂浜を車で走行できる約8kmの道路です。年々侵食の影響で道幅が狭くなっており、波が高いと走行できません。特に冬シーズンは天候が良くないせいか通行止になるケースが多いですが、この日は運良く走行可能！！　とても珍しい光景に皆さん興奮してましたよ。

バスは金沢市内に入り、次の観光は日本三名園の一つ “兼六園” です。雪に備えて行われる “雪吊” が施されてました。まだ雪は積もってませんが…　県内随一の桜・梅・紅葉の名所でも知られ、四季折々どの時期に行ってもお楽しみ頂けます。今回は昼食で利用しました『兼見御亭』さんに園内ガイドをお願いしてのご見学。初めての方にはガイドさんをお付けすることをお勧めします。

午後は同じ金沢市内にある、『ひがし茶屋街』を散策。石畳の 道の両側に紅殻格子のお茶屋が並んでおり、江戸時代の雰囲気を残している茶屋街。和菓子屋、金箔など伝統工芸品を販売してたりと散策以外にもお楽しみ頂けます。

その後は、加賀市内にバスは移動、ゆのくにの森にて伝統工芸である “九谷焼” の絵付け体験を！ 今回は湯呑みに皆さん思い思いの絵を描いて頂きました。出来上がりは2週間後、さてどんな感じで仕上がっているのでしょう…

2泊目の宿泊は加賀温泉郷・片山津温泉『加賀観光ホテル』。1泊目ののと楽よりは少々見劣り感はありますが、客室、大浴場からは柴山潟を望め、ロケーション的には宜しいかと思います。夕食時にはカニが出ましたので、お客様夢中になって召し上がってました。夕食後は、2次会部屋でお楽しみ頂きながら年越しをされたようです。

年も明け1月1日、元旦、旅行最終日は福井県の観光です。まずは天然記念物 “東尋坊” へ。ドラマのロケ地（サスペンスドラマに多いような…）として行ってない方もご存知では。海岸線1kmに渡り、波の浸食によって荒々しくカットされた断崖絶壁が続く奇勝地です。この日も晴天に恵まれ、展望台からの眺望を皆さん楽しんでいらっしゃいました。

その後は、今回の旅の一番の目的でもある、“永平寺” にて初詣！！　普段入れない山門からのご参拝、また鐘を鳴らす体験もできたようです。皆さんそれぞれお祈りしてたようです。（添乗員も初詣させて頂きましたよ！）

その後は、金沢駅より北陸新幹線で東京へ戻ってきました。今回初めて参加させて頂きましたが、皆さんがそれぞれ楽しんでいたようで、その表情を拝見でき本当に携われて良かったな、と感じました。また、この業界に勤め始めて仕事で年を越しました（苦笑）。今後も今回のお客様と年越しの旅行の同行できればいいな、と。